いつもときめいてる人になりたいな。
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『パリを愛した作曲家たち』コンサート
9月8日、麻生市民会館大ホールで行われたコンサート『パリを愛した作曲家たち』を聴きに行ってきました。

リタイアした方たちがボランティアで開催しているクラシックのコンサートです。
毎回800人ほどを集めるコンサートで、春秋年2回開催しこれで10回目となります。私も毎回、チラシづくりでお手伝いをさせて頂いています。

「継続は力なり」をまさに地でいったようなイベントで、最初はいろいろなトラブルもあったようですが、今では運営ノウハウも蓄積され、地元の方たちに喜ばれる定期コンサートに成長しました。

コンサート終了後、打ち上げの場に顔を出しますと、40人ぐらいのスタッフの方がいらっしゃいます。
「他者に役立つことをするのが仕事」その典型を見るような気がして、つくづく「凄いなぁ」と思いました。

次回コンサートのテーマから始まり、アーティストと曲目の選定、チラシづくり、スポンサーの開拓、入場者募集の手続き、当日の会場運営、会計処理と、やることは山ほどあります。それでいてスタッフの方達の大半は、当日のコンサートを席でゆっくりと聴くことはできません。
構想とリーダーシップと情熱と、何よりボランティア精神が本当になければ、継続できないことです。

日本は高齢化の「化」がとれ、今すでに高齢社会になっていますが、リタイアした人たちが、このように「他者に役立つことをするのが仕事」の精神で現役を続けていってくだされば、日本も変わるし、若者の苦境も少しは救えるに違いないと、そう感じました。
若きギャレス・マローンの父性

NHKのBSドキュメンタリーで、ギャレス・マローンの合唱もの番組「ギャレス・マローンと“軍人の妻”合唱団」(3話連続)が放映されました。
私はこのシリーズが大好き。
なぜか最初から最後まで涙が出っぱなしで止まりません。

ストーリーに感動しているわけではありません。
お話は『フルモンティ』と同じで、自信がないイケていない人たちが集まり、合唱団を結成して成功を収めるという、イギリス人が大好きなパターンです。
やっぱり音楽が持つ力なんでしょうか?


合唱団を指揮するギャレス・マローンは、若くてイケメン。
ただし白人にしては胴長短足で、ファッションセンスがダサイのはご愛嬌。(ってこんなこと書くとファンに怒られるかな?)

このシリーズが心に響くのは、ギャレス・マローンの一途な情熱にあるのかも知れません。
理想を持っていて、それを実現するために着々と行動し、周囲の人たちを巻き込んで、必ず実現する。
その実行力と、しつこさと、技術には、凄いものがあります。

そして今回の番組を見て気がつきました。ギャレス・マローンは30代そこそこなのに「父性」をしっかり持っているんです。
理想、指導力、厳しさ、いたわり。これらを兼ね備えた能力は、きっと天性のものなのでしょう。
『カーペンターズ スーパースターの栄光と孤独』
 

もう何度も再放送を見て、録画もしてあるのに、NHKアーカイブスでまた『カーペンターズ スーパースターの栄光と孤独』を見ました。
カーペンターズが活躍したのは70年代。もう40年も経っているのに、そしてカレンは亡くなっているのに、未だに歌が生き続けている。

ゲストの石坂浩二さんが「僕らの前後10歳くらいにとっては、カーペンターズは懐かしくて、そして痛い」と仰っていましたが、その感覚はよーく解ります。
ヒット曲はたくさんあるけれど、それぞれみんな個性があって、なんといっても聴いていて楽しい。ふつうアルバムは途中で飽きてしまうのに、カーペンターズは最後までまったく飽きない。

そしてなんといっても、カレンの柔らかで、深い歌声。
“Rainy Days And Mondays”や“Yesterday Once More”などを聴くと、70年代のあの時代の空気までもがパーッと甦ってきてたまらなくなります。
そのカレンが32歳の若さで、拒食症で死んでしまった。「どうして?」という思いの中に、痛みが突き刺さってきちゃうのです。

カーペンターズは不思議なバンドでした。兄と妹という組み合わせ。ドラムを叩きながら歌う女性シンガー。カバー曲の多さ。
時代は、サイケ、マリファナ、ロックだったのに(映画『イージー・ライダー』がその記念碑的存在だと思います)、カーペンターズはどこかお行儀がよくて、ファッションもダサくて、イケていませんでした。

それが、流行の荒波を超えてこうして生き続ける。これは、兄リチャードの音楽センスの賜物。そのことの秘密、真面目なリチャードの音楽と妹によせる深い愛が、とてもよく解る番組でした。

この方のブログで、歌が聴けます。↓